こんにちは!NICOです!
前回に続き富士周辺。
周辺と言うか、富士。とうとう登ります。
登山経験は立山の雄山に登った一度きり。体力に自信があるわけでもないド素人の富士登山です。
書いていく前から愚痴ばっか言いそうな気がしてますが、寛大な精神でお許しください。
そもそも登山ってそんなもんなのでは?登り切った達成感と景色以外は基本的に辛いばっかりでは??
って思ってたんですけど、前情報だけで結構な文章になっちゃったので、分けます。
サムネイル画像は5合目。すでに雲の上、、とまでは言えんな、雲の間。

五合目からみた頂上。まだまだでかいね。
ご吉田ルート5合目の標高が2300mあたりやから、まだ1400mくらい登らなあかんのよね。
以前挑戦した雄山も実際自分の足で登ったのは600mとかやからなんの参考にもなりませんわ。
富士登山の情報
富士登山オフィシャルサイト (fujisan-climb.jp)
とりあえずここ見たら大抵の情報は揃うけどね。
案外知られていないのが、富士登山ができるのは、夏だけ。夏でも山頂付近は気温が5度あたりなので、それ以外の季節だと雪は積もっているわ、初夏にもまだ溶けていなかったりするわで危険すぎるのでね。まぁ、富士登山を意識しないと知ることはない情報ですもんね。
標高差100mごとに0.6度の気温差が生じ、その上に変化しやすい山の天気にも対応できるように準備を怠ってはいけません。
私は寒さ対策でユニクロのウルトラライトダウンを二枚用意していきました。
そして、結果を言うと、動いてるときは暑くて休憩すると一気に冷えるから体温調節がほんまに難しかった!
その他の装備としては、登山時間に関わらずヘッドライトが必須であること。予定時間が日没前だとしてもその通りに下山できるとは限らないのでね。
あとはやっぱり基本的な登山の服装をしておきたいです。すべて備えるに越したことはないですね!
以前立山雄山に登った際に4万円くらいかけて装備は揃えてたので、新たな出費はヘッドライトだけで済みました。
登山装備のレンタルをしている所もあるので一度きりの登山にはそちらもおすすめかも。
弾丸登山について。
そして、富士登山シーズンになるとニュースなどでよく注意喚起されているのが弾丸登山。
0泊2日で夜のうちにガッっと登ってご来光を目指す登山。
一気に高度を上げることで高山病発症のリスクにつながるうえに、睡眠不足により疲労が溜まりやすく、思わぬ事故を誘発する危険が訴えられています。
近年では世界遺産登録の影響もあり、外国人観光客も増え、富士登山者も多くなっています。
母数が増えるとやはりいい人も悪い人も増え、悪い人が目立ってくるんですよね。
ニュースでは建物の軒下でガスコンロを利用していたり、危なすぎ。。 かなりの軽装備で登山に挑む人も取り上げられていました。これは実際にそれなりにおった。しかも颯爽と登ってたから驚愕した。まぁ、最後まで行けたかどうかはわからんけどね。
もちろんいい人もたくさんいました。外国の人と鼓舞し合って登ったシーンもありましたし。
そんな中で、私も今回は弾丸登山で挑戦させていただきました。 !?
理由言い訳をお話します。
高山病の警戒
まず、高山病のリスクについて。
確かに、急激な高度の上昇により、弾丸登山のリスクは上がります。そのため、五合目から出発まで2時間ほど休んでから出発しました。
また、酸欠によっての発症を防ぐため、息が上がらないように、上がる前に深呼吸し、呼吸を常に整えることを意識して登りました。気休め程度かもしれんが、なめてかかったわけではないということ。

そして、山小屋にもまた、リスクがあること。
山小屋では基本的に睡眠、仮眠をとるのですが、睡眠時は呼吸が浅くなり、酸素の取り込みが減るので、起きた時には高山病による頭痛が発症している場合も少なくないようです。
実際、同じ年に富士登山をしていた友人もこのパターンを引き起こしていました。
そんでそもそも山小屋の予約はいっぱい!
最初は山小屋の予約をしようとしてたけど、天候による調整によって予約できんかった。
さらに言うと、富士登山における救護者の割合で、弾丸登山者は山小屋宿泊者の14倍とも言われているのですが…
屁理屈にはなってきますが、1日数千人の登山者の中で山小屋に泊まれる人は何人なのかという話になってしまいます。割合に対して総数に目を向けるアレ。
コロナ以降すし詰め状態の収容がなくなり、山小屋の収容人数は従来までと比べるとかなり減った様子。そんな中、春先に夏の登山に向けて山小屋の予約を入れることができる人間が救護を要する場合も相当な事態にならない限りはないでしょうし、そもそも山小屋宿泊者数と弾丸登山者数の比較はどうなんだと言う話にもなってきますね。
環境が環境なもんで、山小屋があるだけでありがたいのですが、登山者数と山小屋のキャパシティが釣り合っていないのも事実。とは言え、狭い道と斜面しかない場所に大きな山小屋を建てることも従業員を確保するのも難しいだろうしねぇ…
なめてかかったわけではないということ。(2回目)
そりゃあ、リスクは高い。高山病以外にも事故怪我の危険もあることは重々承知。
推奨はできないですが、結局は自己責任って言いたいところですが、上で行動不能になったら救護呼ぶほかないので自己責任通しきれないのもまた事実。
弾丸登山と言う選択肢をとる上で、準備できることはしっかり準備し、気を引き締めて無理をせず、それでいて意地でも自分の足で下山する意志をもっての挑戦です。矛盾
もちろん、準備不足の無茶をする、迷惑をかけるのは言語道断。登山者数が増えるにつれそういった行為も目立っていますが、弾丸登山者すべてが迷惑者ではないということはわかっていただきたいですね。
弾丸登山を推奨しているわけではないです。いや、そもそも富士登山自体推奨できん笑しんどい。
おしまい!
前情報だけで結構喋ってしまった。
でも実際、いざ富士登山するぞ!ってならないと知らんかったことも多かったので、記録としてはちょうどいいか。
次回、実際に富士登山レポ?になるかな?
書いてみる前からわかってる問題について言えば、「しんどい時、写真全く撮っていない問題。」
そもそも登山道の写真が少ない!
必死やったんやろなぁ、、
まぁ、記録にもなるし、書いてみよう!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
また次回。
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