遠江國一宮 家康公も祈った小國神社

中部

こんにちは!NICOです!

前回に引き続き静岡県。

事任八幡宮と同じく遠江国の一宮。

とおとうみですよ。地名のお話は前回やったので、見逃している方はそちらもご覧ください。

事任八幡宮と同じく遠江一宮と言いましたが、位置はかなり違ってきます。

事任八幡宮から見ると掛川市を跨いだ先、22㎞、車で30分ほどの場所ですね。

アクセスとしては市街地にあるわけではなく、900台も停められる無料駐車場があることから車が推奨ですかね?

公共交通機関では、天竜浜名湖鉄道の遠江一宮から送迎マイクロバスで10分と、行きやすい?

否。

天竜浜名湖鉄道は1時間に1,2本程度の運行状況なのでやっぱりできることなら車で行きたいかも。

公式ホームページで東京から飛行機経由のルートまで紹介してるの面白かった。乗り換えの待ちナシ前提の移動時間だけで言うと、東京から3時間のようです。

交通案内|遠江國一宮 小國神社|アクセス方法・駐車場・周辺地図・観光-静岡県西部森町一宮(とおとうみのくに いちのみや) (okunijinja.or.jp)

遠江國一宮 小國神社 

大己貴命おおなむちのみことを御祭神として祀っている小國おくに神社。古墳時代の555年に現在の愛知県岡崎市の本宮山に神霊が現れたことでその地に社殿が造営されたことが1680年、江戸時代の社記に書かれています。

840年、平安時代の続日本後紀では小國神社が遠江にあるということが確認できるので、その間に場所を移したと考えられます。続日本後紀ではこの時に無位の小國神社に社格が授けられていたと記録されているので、遠江に移ったのは平安時代が近いのかなぁと勝手に推察。

中世には多くの武将をはじめとした多くの崇拝を集めたと言われており、1572年に武田信玄が遠江に侵攻した時、徳川家康の味方をし、その後1572年には徳川家康によって社殿が再建されたとの記録が残っています。

徳川家康との関わりはほかにもありました。

参拝

家康公の立ち上がり石

小國神社は徳川家康が浜松城にいた頃の重要な祈願所のひとつと言われています。

1572年にはこの小國神社の神力に頼らなければ勝つことができないと意味する文と共に二振りの刀を小國神社に奉納し、祈願したと言われています。

そして、徳川家康が参拝した際に休息したとされる石を、後に天下統一の大願を叶えたことから、家康公の立ち上がり石として今もなお見ることができます。

参拝した時は大河ドラマどうする家康を見ている最中、書いている今日、最終回の録画を見終わった直後、あまりにもタイムリー。参拝からブログ書くまでの時差…

この家康公の立ち上がり石の御朱印も頂いたのでまた後ほど。

 

小國ことまち横丁

神社の前の小規模な横丁。

和を感じられる食事から最近流行りの映えスイーツ、静岡と言えばのお茶まで、幅広く楽しめます。

写真にあるおやきの味噌味のなすがとっても美味しかったです!

そもそもおやきって聞いたことある気がする単語やけど初めて見るなぁ、、、

元は長野の郷土料理だそうです。美味しい。

 

んん、?ことまちって?

小國神社は願い事を待つとの意味の許当麻知ことまち神社、願い事のままにとの意味の事任ことのまま神社とも呼ばれていた歴史があるようです。事任八幡宮と似てる、というかほぼ同じですね?

いやぁ、明確な関係を表す資料がでてこんなぁ、、、

同じ遠江一宮で似たような呼び方、同じような神徳、場所は少し離れているけども、無関係とは思えないですね!!

そのほか色々

 

小國神社で頂いた御朱印

こちらが家康公の立ち上がり石にちなんだ御朱印と、全国一の宮巡りの御朱印になります!

 

徳川家康が腰掛けていた姿を想像させてくれます。実際甲冑は着てないやろうけどね?無粋!

おしまい!

以上、遠江一宮小國神社でした!

興味深い話が多くあって参拝時と今、二度楽しませていただきました。

浜松餃子食べておしまい!

個人的には宇都宮餃子、神戸元町の餃子の方が好きやったかなぁ~

ここまでお読みいただきありがとうございました!

また次回。

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