こんにちは!NICOです!
今回も西国巡り。
京都の今熊野観音寺を参拝!
今熊野観音寺
京都府京都市東山区にある今熊野観音寺。駐車場までの道が独特でドキドキしました!笑
弘法大師空海が唐から帰ってきた翌年の807年に東山から光が出ているのが見え、その光の先で熊野大神(自称熊野大神の老人)のお告げを聞いたことから建てられたとされています。完成は830年前後。
本尊は十一面観世音菩薩像で、お告げの際、老人から渡されたものだそうです。
今熊野という地名について引っかかる
京都の東山区に今熊野という地名がありますが、熊野と言えば和歌山や奈良のはず。
今熊野観音寺の由来が熊野大神が関わってきたから?と思ったんですが、今熊野と言われるようになったのは1160年頃後白河法皇が熊野神社を勧請(神仏の来臨を望むこと)したことから今熊野と呼ばれているようです。
後白河法皇は熊野信仰について熱心だったのですが、時代は源平の時代。世間が荒れている中、京都から遠い熊野まで参拝することが叶わなかったと言う背景もあるようです。
807年のお告げの頃から熊野大神とのつながりがあったからですかね?
もちろん、後白河法皇の熱心な熊野信仰心は観音寺にも向けられていたようで、持病である頭痛がこの観音寺で癒えたことから、頭痛封じの観音さまとしても崇拝されています!
それにしても、元伊勢やら、今熊野やら、ほかの地名と重なる地名が京都にあるもんですね。山号は新那智山やし。まぁこれは今熊野と意味合いはほぼ一緒か。
丹後一宮 元伊勢 籠神社 – NICO先生(仮)のおでかけ御朱印巡り (nico-gosyuin.com)
京都はよそのネームバリューを奪うのが好きなんかぁ~?って人知れず思っていたのを撤回、反省します。
今熊野観音寺で頂いた御朱印
こちらが今熊野観音寺で頂いた西国巡りの御朱印になります!
縦長ですがこちらも大悲殿と書かれています。観音さまの慈悲の心を表す言葉ですね。
記念印は寺の家紋、今熊野波だそうです。
まとめ
以上、今熊野観音寺でした!
京都の中心地からほど近い山のふもとのお寺、アクセス的にも参拝しやすいです!
地名の由来が個人的に興味深かったので調べてまとめられて満足です。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
また次回。
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