こんにちは!NICOです!
今回は島根県松江市の八重垣神社のお話です。
私は出雲大社に参拝する前日に参拝しました。
八重垣神社
出雲大社のしめ縄を彷彿とさせるのは八重垣神社の拝殿です。
八重垣神社の御祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)とその妻となる稲田姫(イナダヒメ)。稲田姫はクシナダヒメと同一です。
出雲大社と同じく、大国主命も御祭神として扱われています。大国主命は素戔嗚尊の6世孫であり、素戔嗚尊の娘のスセリビメとも婚姻関係にあったため義理の息子でもあるわけですね。
、、、ん、?文にすると違和感すごいな
素戔嗚尊の息子と考えられており、宮司の先祖神であるとされる青幡佐久佐日古命(あおはたさくさひこのみこと)も御祭神として祀られています。
【公式】八重垣神社 (yaegakijinja.or.jp)
日本最古の和歌、神話の舞台!?
日本最古の和歌は素戔嗚尊が詠んだとされています。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を
素戔嗚尊
こちらがその和歌になっているんですが、、、
めっちゃ八重垣言うてるやん!!
八重垣神社の由来がとてつもなく見え透いているのですが、これはいったいどういうことでしょうか!?
さらっと神話の部分を流すと素戔嗚尊は稲田姫と結婚するために首と尾が8つあるヤマタノオロチを討伐しました。
その後、素戔嗚尊が稲田姫と結ばれた喜びを表した歌がこの歌だそうです。
八雲立つ おおくの雲が沸き立ちめでたい。 出雲八重垣 出雲の地の八雲を垣に見立てている
妻籠に 稲田姫を籠らせる 八重垣作る 幾度も垣をつくる(宮?家?) その八重垣を
といった感じでしょうか。
八重垣という言葉をさらに重ねるおしゃれな表現ですね?
そしてもちろん、もちろん?その構えた住居の跡地に八重垣神社が創建されたようです。現在は遷座により違う場所。
出雲大社からそう離れていないにもかかわらず、因幡の白兎とはまったく別の事象によって縁結びが期待されているのはおもしろいですね。
奥の院 鏡池
八重垣神社の奥の院、佐久佐女の森は素戔嗚尊がヤマタノオロチを討伐する際に稲田姫を助けた場所とされています。この場所で稲田姫を隠すために八重垣を作ったとも言われています。
池では参拝者の水みくじが重なっており、私はそれを大量の紙だとは気づかずに水晶のような宝石が埋め込まれていると錯覚してました。良いように見えすぎやね。
境内の山神神社はどう考えても記憶に残る
おお、初めて見た!
見た目の通り、安産、子授け、下半身の病へのご利益が期待されています。
言葉通り、山の神様を信仰しており、農耕などの信仰もあるのですが、どういったタイミングでこうなったんでしょうね。
今でも、手作りの男根等を供える風習は残っているようです。
なにはともあれ、レアなもん見れました。
八重垣神社で頂いた御朱印
こちらが八重垣神社で頂いた御朱印になります!
構成が出雲大社と完全に一致してますね!
つながりの深さが感じられます!
字が細いと繊細さを感じられていいですね!
まとめ
以上、八重垣神社でした。
島根、出雲は神話上のビックネームに直接関わりのある場所が簡単に出てきますね!
神話ももうちょっとかじったらもっとおもしろくなるんかなぁ、
ここまでお読みいただきありがとうございました!
また次回!
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