こんにちは!NICOです!
今回は西国番外 京都の元慶寺。
以前参拝した法起院では西国巡りの起源となった徳道上人とのゆかりがありましたが、ここは西国巡りとどのような関係があるのでしょうか。
あじさい回廊 奈良県 長谷寺 – NICO先生(仮)のおでかけ御朱印巡り (nico-gosyuin.com)
西国番外 華頂山 元慶寺
京都市山科区にある元慶寺(がんけいじ)。
平安時代の868年に建立されたお寺で、薬師瑠璃光如来を本尊として祀っています。
「一隅を照らす」という言葉が見える通り、天台宗のお寺となっております。
【国宝級の人間であれ】 比叡山延暦寺 中編 東塔エリア – NICO先生(仮)のおでかけ御朱印巡り (nico-gosyuin.com)
寺の敷地は広くはなく、こぢんまりとしているのですが、その小さな寺の細い参道を取り囲む形でちょうどいい高さの緑が生い茂っており、かなり雰囲気が良かったです。
中興の祖 花山法皇
元慶寺が西国番外として扱われているのは、花山法皇と深いつながりがあるためです。
西国巡りの起源である徳道上人の時代から約270年後、当時はまだ広まっていなかった西国巡りを花山法皇が有名にしたようです。
それまではどこが西国巡りの札所なのかすら、はっきりとしていなかったとか…
このことから、花山法皇は西国巡り中興の祖と呼ばれています。そもそもマイナーだったことをメジャーにしたって言うのは中興と言うのか?
そして、そんな花山法皇が元慶寺とどのような繋がりを持つのか。
平安時代、花山天皇は権力争いにより19歳と言う若さで宮中を出て出家し、法皇となりました。
その際、花山天皇が出家した寺が元慶寺なのでした!
ここから、西国巡り中興の祖、花山法皇の聖地として元慶寺が西国巡り番外として扱われているんですね。
納得!
元慶寺で頂いた御朱印
こちらが元慶寺で頂いた西国巡り番外の御朱印になります!
花山法皇と書かれているようです。
そう言われると花山 皇はギリ読めます。
天皇家ということもあってか、菊の家紋も確認できますね。
まとめ
以上、西国番外、元慶寺でした!
こぢんまりって言うと嫌味な気がするんですが、純度100%のいい意味で言ってます!
ひっそりとした空間に天皇家とのつながりがあるなんて、地元住民の方々も知ってるんかな?
素敵なお寺でした!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
次もまだまだ西国巡りです。
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