こんにちは!NICOです!
今回は京都府亀岡市の西国巡りのお寺、穴太寺!
西国草創1300年記念の記念印がこの月までなので大忙しで満願に向けて動き回ってました。
ここから西国巡りのお寺が連続します。
西国二十一番札所 穴太寺
穴太寺。読み方は「あなおうじ」だと思うのですが、「あなおじ」と表記している場所もあります。穴太寺で頂いたパンフレットには「あなおじ」と書かれていました。
天台宗に属するお寺で、創建は705年。ギリギリ飛鳥時代ですね。日本遺産にも登録されています。
本堂では、御本尊として中心に薬師如来を祀っており、左側に西国札所御本尊の聖観音菩薩立像、右側に御前音菩薩を安置しています。
成相寺の聖観音菩薩には、身代わり観音のお話が残っていましたが、穴太寺でも身代わり観音のお話がありました!
天橋立を一望! 成相寺 – NICO先生(仮)のおでかけ御朱印巡り (nico-gosyuin.com)
穴太寺では、仏師の身代わりになり弓矢を受け、命を救うとともに、弓を放った側が罪人になることをも防いだという身代わり観音の話が残っています。その弓の傷を穴太寺の薬師如来に癒してもらいたいと観音さま自らが告げたことから、穴太寺に安置されたようです。
昔から、観世音菩薩には大悲受苦(だいひじゅく)と言って、大衆に代わって苦しみを受ける慈悲の心による救済が信じられていたとは言え、こうして具体的な身代わりの話が各所に残っているのは興味深いですね!
京都府指定名勝 穴太寺庭園
書院に入ると落ち着いた空間とともに庭園を楽しむことができます。
三月中に西国巡りを終わらせたかったので花の季節を考慮できていなかったのですが、たまたま、紅梅が咲いていて良かったです。
ちゃんとあじさいの時期に奈良の西国巡りしてた頃とは大違いですね。笑
大和あじさい回廊 壷阪寺 – NICO先生(仮)のおでかけ御朱印巡り (nico-gosyuin.com)
ふと、昔、お見合いの顔合わせってこんな空間で行われてたんかなって思いました。
書院から本堂の中に入れるのですが、そこには、布団をかけて横になっている釈迦如来像がありました。等身大の彫像として全国的にも珍しいもののようです。
布団をめくり、自分の病と同じ場所をなでると良いとされています。
人が近づくと明かりがつくようになっていたので急に現れた布団に少し驚きました。笑
穴太寺で頂いた御朱印
こちらが穴太寺で頂いた御朱印になります!
記念印は市松模様と梅なんかな?
聖大悲殿と書かれているようです。
意味合いは大悲受苦と同じと言う認識でいいかと思います。
まとめ
以上、西国巡り第二十一番、京都府亀岡市の穴太寺でした!
1300年以上に渡り、今もなお残っているお寺は誰が参拝してもなにかしらの魅力が見つかっておもしろいですね!
ふと立ち寄って庭園なんかが見れたときはまさに僥倖…!
次回はこのまま西国巡りです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
また次回。
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