こんにちは!NICOです!
前回の生口島の隣の大三島。ここから愛媛県になります。
早速ですがこの写真、伊予ではなく伊豫と記されていますね。
神社で各地の旧字体に出会うことは珍しいことではないのですが、あまりにも簡略化されすぎてちょっと注目してしまいました。笑
それにしても石柱に見慣れない旧字体が彫られているの、なんかかっこいいですね。
伊豫国一宮 大山祇神社
大山祇神社は愛媛県今治市に属する大三島にあります。なぜ愛媛唯一の一宮が島なんだと思いながら。
生口島のお隣で、ちょうど愛媛と広島の県境ということになりますね。
これまた生口島と同じく桃鉄の物件マスとして登場している土地でした。瀬戸内海の島としてはこの2ヶ所とあとは淡路島くらいしかマスになっていなかった気がするのでなかなかの注目度なんじゃないでしょうか。中国四国の瀬戸内海ってイメージがある分兵庫県の淡路島も瀬戸内海の島って言うのちょっと違和感あるけど間違いはないはず。
拝殿はこんな感じ。本殿も門も鮮やかな中で拝殿だけ落ち着いた雰囲気というのも良いですね。
御祭神として祀っているのは大山祇大神。すべての山の神とされている神様ですが、大山祇神社が瀬戸内海の要所であるしまなみ海道の中心に位置することから海の神ともされ、さらには源氏平氏の両方をはじめとした多くの武将からの信仰もあったことから戦いの神としての一面もあるようです。静岡の三嶋大社も大山祇命を祀っていましたね。
そんな大山祇大神を祀る神社の総本社であるこの大山祇神社は、日本総鎮守の神社、つまりは日本全体を守護する神社とされ、初代総理大臣の伊藤博文をはじめとした政界からの参拝者もあるようです。
すごい神様とすごい神社じゃないですか、、、なんで島にしか一宮ないねんなんて思ってごめんなさい。
【公式】大山祇神社|大三島宮 (oomishimagu.jp)
見どころは木!?
まずは御神木。樹齢2600年を超えるとされている小千命が植えたとされている楠。
小千命は大山祇大神の子孫で、この大三島に大山祇大神を迎えて祀った人物とされています。
かなり損傷が激しいように見えますが、遠くからみると細い枝は伸びて葉をつけています。左の写真光入りすぎやけど。
そしてこちらはものごっつい楠。また楠。
実は境内の楠群が国指定の天然記念物になっており、ちらほら太い楠が見ることができます。
そしてこちらは御神木の楠の隣にある少々控えめに見える楠。またまた楠。
控えめに見えるこの楠は初代内閣総理大臣である伊藤博文が1909年に植えた楠のようです。
控えめに見えると言っても110年くらいの時は経っているんですよね。
人間視点の成長と楠視点の成長の大きすぎる差を感じさせられます。
大山祇神社周辺
鶴姫の像
大山祇神社の脇を流れる川に鶴姫ロードなる道があり、鶴姫とされる像がありました。
戦国時代初期に最盛期を築いた中国地方の大名大内氏の大三島侵攻に対して立ち向かった人物とされており、瀬戸内のジャンヌダルクとされた小説で知名度が上がった鶴姫伝説の鶴姫のようです。
実際のところは実在していたのか定かではない人物のようですが、観光資源としては大切にされているようです。
あくまで「伝説」なので真偽についてのこだわりは持っていないのですが、伝説にしては話が大袈裟ではないですよね。しかし、中世から近世ということで、真偽の特定が比較的しやすいであろう時代で、否定意見が多いということは実在しない寄りなのかなぁなんて思ってます。
猪骨ラーメン
これまた大山祇神社のそばにあった猪骨ラーメンのお店。
ラーメン好きであり、特殊な食べ物の好奇心もある私がジビエとラーメンのコラボを見逃すわけにはいかない。
そして期待以上の美味しさ。
瀬戸内で育った猪を使用しており、まさにその土地のものを食べた気分。
公式ホームページで結構しっかり紹介があり、通販もやっているようなので気になった方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。広告じゃないです。
あ~おなかすいてきた(深夜2時)
今回頂いた御朱印
こちらが今回頂いた全国一の宮巡りの御朱印になります!
かなりダイナミックでかっこいいですね。
朱印はぎりぎり読めないなぁ
日本総鎮守大山祇神社之印?
総鎮守あたりが予想して埋めただけで読めはできない経験値不足。
おしまい!
以上、伊予国一宮の大山祇神社でした!
次回は愛媛スポット?かな?
愛媛のごはんは美味しかったです!!!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回。
コメント
3/6放送の「にっぽん百低山」をNHKプラスを見てたら鷲ヶ頭山と安神山が出てきてタイムリーな記事でした。
全く知らんかったです…笑