【幻想的な竜王壁画】門戸厄神 東光寺

御朱印巡り

こんにちは!NICOです!

今回は兵庫県西宮市の門戸厄神・東光寺に行った際のお話です。

最近、「大掛かりな旅行!」みたいな、長時間で色んな場所を訪ねる記事ばっかりで、一ヶ所のお寺について書くの久しぶり、、、、って言おうとしたんですけど、そもそも一ヶ所のお寺、もしくは神社について書いてる方が少なかった…

門戸厄神 東光寺

日本三大厄神の一つ

東光寺は高野山真言宗のお寺で、門戸厄神の呼び名で親しまれています。

そんな門戸厄神ではあらゆる厄災をも打ち払うとされている厄神明王が祀られていることから、日本三大厄神と言われています。

なんでも、その厄神明王というのは、愛染明王と不動明王が合体(?)した、頭が二つ、腕が四つある明王のようです。そもそも、合体前(?)の明王はどちらも元は同じ大日如来の化身とされていることから、漫画脳にとっては謎の納得ができる…

そのルーツは嵯峨天皇が不思議な力が働いた夢、霊夢の中であらゆる魔を倒し、役を払うこの明王の姿を見て、それを基に空海が厄神明王像を作り、寺社に収めたことが始まりだそうです。

ただの夢なのか、本当に霊夢だったのか、実際に祀らなかったらどんなことが起こっていたのか、というのは想像することしかできませんね。皆さんはどう思いますか?

ただ嵯峨天皇という点から、ルーツは日本の平安時代からだということは読み取ることができますね。

さらには、弘法大師、空海が自ら白檀木(ビャクダン)に刻んだ日本三躰としての厄神明王はこの門戸厄神にあるものしか現存していないようです。

完全秘仏とされており、この目で見ることは叶いませんが、「日本三大」に加えられる理由としては言うところなしでしょう!

日本三大厄神の一つと言われているだけあり、まだ厄年を迎えていない私も、家族の厄年の際に何度か参拝したことがありました。

アクセス

阪急電車 門戸厄神駅から徒歩10分ほどの場所に位置する門戸厄神東光寺。参拝者用駐車場もあるため、条件としては比較的足を運びやすいお寺となっておりますが、電車でも車でも、多少の坂道を歩くことにはなるので、靴くらいはほんの少し意識してもらってもいいかもしれません。

※1月2月は祭、厄除けの時期になるため、参拝者駐車場は利用できません

 

門戸厄神の見どころ

高野山との繋がり

厄神明王の話の中で、嵯峨天皇や空海といった大物とのゆかりが垣間見えましたが、門戸厄神にはそれを裏付けるかのように高野山から贈られたものがあります。

ご覧いただいているのは、高野山奥の院、現在、空海の御廟近くの参道に800年もの間立っていたとされる杉の幹と根です。

以前参拝した熊野那智大社で胎内くぐりができた楠の木も樹齢850年でした。木の寿命がその辺りなんでしょうか?

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真言宗金剛峯寺が開かれた高野山で長きにわたり人々の祈りに触れ、神仏の魂がこもった霊木であり、延命や、病の回復のご利益があるとされています。

 

恐らく、平安時代から平成までの800年。平成で終わっているということで、結構最近なんですよね。もしこれが50年、100年前まで立っていたものなんて聞いても、すごいけどちょっと遠い話やなくらいにしか思わないと思うんです。

何が言いたいかと言いますと、「空海の時代からつい最近にななるまで立ってた大木、なんかタイムリーじゃね?」ということです。時をイメージしやすいタイミングで見ることができたような気がしました。

他にも、恐らく高野山との繋がりはないですが、樹木繋がりとして。

木の化石も見ることができます!

出来立てほやほや 厄神竜王壁画

こちらは東光寺の外壁に堂々と存在している30mにもなる厄神竜王壁画です!

厄神明王の眷属である竜がモデルになっているそうで、デザインは映画版ファイナルファンタジーにも携わった内尾和正氏が手掛けたもののようです。

幻想世界の代表格のファイナルファンタジーが関連しているのも納得の壁画ですね!

壁画と同じデザインの御朱印や御朱印帳もあり、一冊目の御朱印帳、さらに言えばよその御朱印帳とも違うテイストの御朱印帳ということで、巡礼などのテーマ固定の御朱印を除いた二冊目の御朱印帳として購入しました!

この厄神竜王、歴史としてはここ最近始まったばかりだと思われます。しかし、これを機に今後数十年、あるいは百年後に「竜王の東光寺」なんて愛称になっているのかもしれません。こればかりは想像になってしまうのでわかりませんが、

ただ、歴史に触れることができるお寺や神社で新しいものを見ることができるのも嬉しいですね!

厄神龍王降臨30m大壁画開眼|門戸厄神東光寺 (yakujinryuoh.com)

 

今回の御朱印とまとめ

こちらが門戸厄神の通常の御朱印と厄神竜王の御朱印になります!

通常版の独特な書体がちょっと好みかもしれない、

厄神竜王の方は御朱印帳と比べてやや引いたアングルの竜王で、竜王の御朱印帳を開くと少し違う竜王が見える形になりますね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

ひとつのお寺だけ、とは言いましたが、書き始めてみると歴史も見どころも盛りだくさんで、結構な情報量になってしまいました。改めてためになりました

そう遠くない厄年、やっぱり厄払いしたほうがいいのかしら、、、

日本三大厄神、門戸厄神東光寺。次に行く時は厄払いで人が多い時期になりそうです。

次はどこに行こうか、なにを知れるのか、まだまだ見るものまとめるものたくさんありますね。

次回もまた見て頂けましたら、幸いです!

それではまた。

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